KAGIYAビル information

カギヤビルのオーナーである丸八不動産・平野氏が、カギヤビルをリノベーションした経緯を語った記事が、中日新聞（2014年1月9日朝刊）に掲載されました。

東京で広まった古いビルをリノベーションする手法は、人口が80万都市の浜松でも通用すると可能性を感じ、若いデザイナーやクリエイターが入居する形を想起した。ビルを壊して駐車場にする案も挙がっていた中、「やり方次第でテナントはつく」と信じた経緯も語っています。

家賃の安さだけではなく、古い建物の味わいや入居者のコミュニティーに「格好良さ」「面白さ」を求める。

と記事にある通り、今の時代は単純に新しければいいとうものではなく、「つながり」が付加価値を生む時代です。オフィスの環境自体も「快適」だけなく、クリエイティブな柔軟な発想が求められてきているのではないでしょうか。

「テナントやビルがまちの付加価値を高める新たな仕組みを確立し、寂れた中心街の現状に風穴を開ける」と平野氏が語るように、地方都市の街中にとって、新しい切り口で仕組みを作っていくことは不可欠です。まだまだ、そのスタートライン。カギヤビルだけでなく、これからの街中での展開にも乞うご期待ください。