› KAGIYAビル information › kamera!kamera!kamera!写真展

2013年11月03日

kamera!kamera!kamera!写真展

三連休、いかがお過ごしですか?
そろそろ紅葉も色づき始め、秋本番ですね。

今日はKAGIYAビル2FのBOOKS AND PRINTS 店長でもある写真家・中村ヨウイチさんの写真展「kamera!kamera!kamera! THE 4th PHOTO EXHIBITION "TAIWAN"」にお邪魔してきました。
中村さんは4年ほど前から「kamera!kamera!kamera!」として写真を撮っていらっしゃいます。
展覧会は年1回のペースで開催していて、今回が4回目。
kamera!kamera!kamera!写真展


会場は遠州鉄道第一通り駅より徒歩30秒の手打ち蕎麦naruさん。

中村さんに今回の写真展について少しお話を伺いました。

この写真展の写真が撮影された台湾行きは以前KAGIYAビルのイベントで知り合った台湾人アーティストとの出会いがきっかけだったそうです。
台湾へは今年の9月29日から5日間滞在。
会場に入って一番最初の作品は写真展のポストカードにもなっている「29」と書かれたフレームが写った写真。
滞在したB&Bにあったカレンダーで、それを見た時がこの旅で一番最初に「撮らなければ」と感じた瞬間だったそうです。

THE SOLO SINGER HOTELという名のこのB&Bは、元々は台北の古くからの温泉街にある旅館で、アーティストらの手によりリノベーションした宿とのことです。

ちょっとKAGIYAビルに通じるものもあるのでしょうか。

今回の展示作品は前回の家族写真などとは少し趣も変わり、風景や街の様子、台湾の人たちの日常を切り取った作品などが中心です。

「撮ったものの中から展示作品を絞り込んでいったんですが、最終的に残ったものを見てみたらトーンが全体的に落ちてるものばかりになっちゃって、なんか暗くなっちゃった」とは本人談ですが、しっとりとした色合いの中にシャッターを切る瞬間の緊張感が伝わってきて、ショートフィルムを見てるようです。
台湾は街や人の雰囲気が日本ととても良く似ていて、あまり遠くに行った実感がなく日本の延長みたいだとおっしゃっていました。

人物を撮るときと風景を撮るときで、違いはありますか?との質問に、
「人物と風景、どちらもそれぞれエネルギーがいりますが、別の種類のエネルギーを使いますね。今回の台湾での撮影では、シャッターを切るまで息を止めてました(笑)。でもこれまでで一番きっちり写真を撮れたと思います。」と。



kamera!kamera!kamera!写真展


会期中は毎年恒例の写真撮影も開催していて記念の一枚を撮ってもらえます。
KAGIYAビルギャラリーでの川内倫子写真展も開催中ですので、ぜひ合わせてお出かけください。
「kamera!kamera!kamera!」の展覧会は11月17日(日)までです。

kamera!kamera!kamera!写真展






Posted by MSグループ2 at 21:27│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
kamera!kamera!kamera!写真展
    コメント(0)